パパ育休 – 180日間の育児奮闘記
多様化する社会、不動産業界でも様々な居住ニーズにこたえるため特徴ある物件の提供が少しずつ増えてきたように思います。その中の1つには、ペット共生型マンションというのもありますね。かく言う私も愛犬と共に暮らしている一人です。
不動産のお話からは逸れますが、愛犬や愛猫がいる方への参考になればと思い、このコラムを書いています。
先日、猫を飼っている人へお花をプレゼントしたところ、「猫ちゃんが食べると死んでしまう恐れがあるお花があるんですよ」、と聞いてびっくり!
愛犬がいる私は急に心配になり、犬・猫が食べると危険な食品や植物、および中毒症状について調べてみることにしました。
あ、そうだ!!ちなみに犬は愛犬「あいけん」と読みますが、猫は愛猫「あいびょう」と読むそうです。私は「まなねこ」もしくは「あいねこ」と読んでしまいそうになりました・・・。
では話を戻しましょう。
まず食品編です。
・ねぎ類(玉ねぎ・長ねぎ・にら・ガーリック)
ネギ類には赤血球を破壊する成分(アリウム)が含まれており、急性の貧血を起こすことがあります。貧血状態になると黄疸や赤っぽく濃い尿が出ることがあります。
このアリウムは熱にも強く、加熱調理をしても毒性は消えません。
・チョコレート
カカオの中に含まれるテオブロミンが原因で心臓と中枢神経を刺激し、不整脈、けいれん、発作、嘔吐を起こすことがあり、重症例では死亡することさえあるそうです。小型犬であればビターチョコレートたった一枚が致死量です。
・ぶどう・レーズン
皮に強い毒成分があり腎不全を引き起こします。
・アボカド
ペルジンという毒成分が原因で、下痢や嘔吐などの中毒症状を引き起こします。
・キシリトール
犬は人と異なる作用を起こします。1キロあたり100mgを摂取すると30分以内に血糖値が低下し、嘔吐・けいれん・歩行困難などの症状が現れます。食用ガムには1粒あたり600mgのキシリトールが含まれています。これをチワワが誤って2粒食べると中毒を起こしてしまう可能性があります。
次に植物編です。
ユリ科(スズラン・ヒヤシンス)、サクラソウ科(シクラメン・プリムラ)、トウタイグサ科(ポインセチア)、ヒガンバナ科(スイセン・アマリリス)、ツツジ科(アザレア・ツツジ・サツキ・シャクナゲ)などが該当します。
これらの植物を犬・猫が食べると、よだれ・嘔吐・下痢・血圧低下など様々な障害が出てきます。観葉植物の根・球根・茎・葉・実・種などにも危険な物がありますので、愛犬・愛猫が食べたりしないよう注意しましょう。
番外編を設けました。
「ヒキガエル」の登場です。
食品や植物を調べる過程でこれは恐ろしいと思ったのは「ヒキガエルの毒」です。ヒキガエルは耳下腺から強力な毒液を分泌します。この部分を舐めたりくわえたりすると、毒素は口の粘膜から吸収され、心臓に異常をきたし、最悪の場合2-3時間以内で死亡することがあるそうです、犬や猫がヒキガエルと遊んでいるのを見つけたら直ぐに引き離し口の中を念入りに水で洗い、すぐ動物病院へ連れていってください。
犬・猫が食べてはいけないものを、食品編、植物編、番外編と続けてきましたが、もしこれらを愛犬・愛猫が誤って口に入れたり、食べてしまったら慌てずに動物病院に連絡をして対処してもらいましょう、物によっては、1時間以内であれば吐かせることも有効な手段になるそうです。
言葉を話すことができないペットたち、飼い主が健康状態を全部把握する事は難しいかもしれませんが、いつもと違うと感じたときには早めの対応が肝心ですね。
今は昔と違いペットも家族の一員と考える人が多いと思います、
私もその一人です。
家族みんなでかわいがっている愛犬!高齢になってきた愛犬に対し健康で長生きしてもらいたいと特に思う今日この頃です。