パパ育休 – 180日間の育児奮闘記
普段私どもで取り扱いさせて頂く不動産は、土地・戸建・ビル等、1件毎の取引が多く、それぞれの不動産に対して価格査定をさせて頂いていたり、企画を立案し事業を行っております。
都心では再開発及び再開発に向けた動きが多く行われておりますが、最近、この恵比寿エリアでは再開発の動きをあまり耳にしません。取り扱いしている不動産の中でも、再開発程の規模ではないですが、一体開発により資産価値の向上が見込まれる案件も見受けられます。
当然ですが土地は増えませんので、容積率割り増し等による建物面積の増加による資産価値向上にシフトしている状況と思われますが、仮に「恵比寿」エリアが丸ごと再開発に向けて動くと仮定して、現在価値がどのくらいあるのか、ふと興味が出て来まして「恵比寿」の価格査定を行ってみたい思います。※あくまで興味本位のレベルです。 公表されている数字を元に計算しましたが、見方によっては全然違った数字が出てくると思います。厳密ではない旨ご容赦下さい。
※概算基準
恵比寿エリア=渋谷区恵比寿1~4丁目、恵比寿西1,2丁目、恵比寿南1~3丁目(「恵比寿」を冠とするアドレスに限定しました、「東」アドレスは除きます。)
土地面積=東京都都市整備局リリース 平成29年度「土地利用現況調査」より
道路面積率=渋谷区全体の道路面積率18.5%をそのまま計上
坪単価=令和3年1月1日調査の上記恵比寿エリア公示価格中央値から、実勢価格想定として0.8で割り戻し、土地の全体価格を見ています。土地の利用状況や建物の有無及び建物の価値等は考慮しておりません。
恵比寿エリア 約292,600坪
坪単価 約1,124万円
2021年度 恵比寿エリアの土地価格 約3兆2,888億円
となりました。
少し大げさな規模で考えてみましたが、再開発等によって価格が数倍になる不動産があることを考えると、微力ではありますが小規模でも一体開発に取り組むことで、恵比寿エリアの資産価値向上に取り組み、関係者様及び地域への貢献ができれば幸甚です。