パパ育休 – 180日間の育児奮闘記
私は体力にはそこそこの自信があります。インフルエンザには今まで一度もかかったことがなく、普通の風邪も3年~5年に1度くらいしか罹らない強靭な体力だと思っていました。
入院・手術も小学校4年生の時に虫垂炎になったときしか経験がなく、20歳代から加入している生命保険も毎月支払うのみで、保険とはお金を支払うものとの認識でいました。
そんな中、人生もかなりの折り返しを過ぎたある日のことです。
突然左耳が聞こえなくなり、町の小さな病院に駆け込んだところ「紹介状を書くから大きな病院で診てもらってください」と言われたので総合病院に向かいました。
診断の結果は突発性難聴でした。すぐにでも入院をした方がよいとのことで、大人になってから初めての入院となりました。
片耳が聞こえないだけで他は何も症状がなく元気だった為、流石に他人が大勢いる大部屋では…と思い個室にしてもらいました。
おかげで病院の入院費は1泊当たりの料金がウェスティンホテルに泊まれるくらいの支払額になりました。
すっかり忘れていた加入保険でしたが、今回相応の保険金を受け取ることができ、やっと今まで払い続けた保険料の恩恵に預かることができました。
そこで初めて自分の加入している保険の内容を再確認することとなりました。
私の加入している保険では個室代金を全然賄いきれなかったので保険の見直しを考えましたが、すぐに入院するものでもないだろうと、ゆっくりと身構えていました。
そうこうしているうちに半年が経ち、梅雨明けも間近かな晴天の日に、大好きなゴルフのコンペに参加しました。
最終の18番ホールを迎え、最後のティーショットを打つためにレディースティーに向かって歩いていた時、スロープで足を滑らせて人知れず転んでしまいました。
なんとも目立たない転びにもかかわらず激痛が走ったので恐る恐る右足を覗くと、右足のくるぶしの骨が大きく変形しており、瞬時に「折れた!」と思いました。
とりあえず、カートまで担いでもらい、そのあとは救急車で近くの病院へ搬送されることに…。
診断は右足首三果骨折(足関節を形成する脛骨の内果・後果・外果の三か所すべての骨折)でした。
通常骨折はギブスで固定しての自然治癒をイメージしていましたが、三果骨折の手術は、まず骨片を正しい位置に戻しプレートなどの金属器具で固定しなければならず、入院する羽目になってしまい、またもや保険のお世話になりました。
残念ながら、保険の見直しをする前だったので、前回同様個室代は足がでましたが…
年間6,000円位のゴルフ保険料でかなり手厚い保険金を受けました。
足の骨折は生活するにはなんとも不便で、松葉杖で両手が塞がってしまうため、家の中でも物が運べません。
移動も義足のような器具を付けたり、キャスター付き丸椅子で移動をしたりの日々を送りました。
そんなに頻繁に入院するはずはないと思っていましたが、立て続けの入院を経験したので今回はすぐに全ての保険を見直し、不要な保険は解約し、必要な保険を追加しました。
生命保険の世帯加入率は約90%であり、年代的には50歳代後半の世帯加入率が最も高いとの結果が(公財)生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査」から出ています。
保険には、生命保険や損害保険、介護保険等様々な保険があり、昨今のコロナ禍に対応した保険もあります。
現在加入している保険内容を全て把握出来ている方も、さほど多くはないのではないでしょうか。
また、ご自身だけではなく、ご家族を含めた保険の見直しを行ない、大切な人を守る一つの有効な手段として、是非いちど保険の見直しを進められてはいかがでしょうか。