パパ育休 – 180日間の育児奮闘記
稀有な出会いをもたらすため、暮らしをプロデュースする使命を胸に
不動産業。それは、暮らしを守り、プロデュースする仕事だと思う。不動産は財産そのものであり、同時に人々の安全や財産を守るものでもある。都市計画を含めた不動産の運用は、そのまま人々の暮らしやすさ、社会の充実度の尺度となる。
どんな住まいを選ぶか。投資としての不動産は? 不動産とのつきあい方は、そのまま生き方に通じる。それは、不動産とじっくり向き合い、ポリシーをもって不動産とつきあっている人々に共通する考え方だと、不動産業に携わる者は知っている。
たとえば、不動産との出会いには縁が大きくものをいう。どんなに情報収集をしても、どんなに資金があっても、運やタイミングが良くなければ、心から望む物件には出会えない。それはまさに、人生の質を左右するパートナーとの出会いと同じではないか。 出会えてよかった。心から思える人と共に歩める人生が幸せなように、そう心から思える不動産に出会えることは幸せだ。けれど、人との出会いと同じように、心を震わすような感動的な出会いは、そうそう簡単にあるわけではない。待っていれば手に入るものでもない。かといって、ひとりで必死に求めたからといって、得られるとも限らない。それが”縁”だという所以でもある。
人生を預けてもいい、そう思われる魅力とスキルで高嶺の花も手に入れる
その“縁”をもたらすのも、不動産業の重要な役割。ある面では、仲人のような役目を担うことになるかもしれない。縁とはさまざまな条件が縦横無尽に絡み合った、摩訶不思議なものだ。仲人さえ良ければ、すべてうまくいくというわけではない。けれど、仲人に能力や魅力がなければ、最初の一歩以前から不利になる。
たとえば自分が仲介を頼むとしたら、どんな仲人にお願いしたいだろうか。
情報収集能力、しかもターゲットに的を絞った的確な情報収集能力があること。集った情報を素早く正しく判断し、しっかりと伝えてくれること。必要があれば、条件や関係性が整うように、調整してくれること。そして何より、自分の人生の一部を預けるのに足る、魅力や信頼性を備えていること。
まずは、その仲人と共により良い未来を目指したいと思わなければ、その先に豊かな出会いがあるとは思えないから。魅力や信頼性がない者のもとには、本当に優良な情報も、得難い縁も寄りつくはずがないのだから。 つまり、不動産業に携わる者に必要なのは、自身の魅力と信頼性。それが確立されていてこそ、良い物件を手掛けることができるし、物件の魅力も輝く。自然と積み重なっていく経験や実績が、さらに優良な物件情報、一般には出回らない物件情報も呼び寄せる。誰もが欲しがる特別な物件情報は、公開する相手を選ぶ。高嶺の花は、選ばれた者だけがアクセスできる場所に咲く。
挑み、努力し、調和する、感性のすべてが創造性と可能性に
不動産に携わる者として「出会えてよかった」と思われること。いつまでも、何度でもつきあいたいと願われること。それが、顧客に心震える出会いを提供し、その後の人生をより輝かせる手伝いをする条件だろう。それを叶えるために、常に努力すると共に、周囲との調和をはかることが務めだろう。
土地であれば、仕入れ、建物企画、賃貸管理などのすべてを一括で手掛ける。既存の建物であれば、リノベーションやコンバージョンによって求められる以上のクオリティを実現する。戸建て住宅から商業施設へ。狭小ビルのデメリットをメリットに変える、見事なリノベーションを。
顧客の希望と、その場に合わせて、資金計画からデザイン、建設、管理も含めたトータルな提案を行えること。そのために、設計、施工、金融、法規など、不動産に関連するプロフェッショナル集団との強い連携も欠かせない。
しかも、恵比寿、代官山、青山、銀座、六本木など、通常ではなかなか出回らない、都心の一等地を中心したプレミアムエリアの物件情報が豊富。
そんなふうに胸を張れる場所にいること。土地や建物に新たな命を吹き込み、人と人、人と物件のつながりをプロデュースできる仕事には、大きなやりがいがあると感じる。もちろん、それだけ苦労も多いのだけれど。 それでも、喜んでいただいたお客様の昂揚感がそのまま自分のものとなり、すべてが忘れられない出来事として胸に刻まれる。この仕事には、計り知れない創造性と可能性があるのだと思う。